今年度の上高理数科キャリアアップツアー、上高同窓生南さんからも訪問記事をいただきましたので掲載します。
(衆議院事務局)
生徒の皆さん4名(男子3名、女子1名)が引率で理数科主任の岡田先生とともに、11月9日(木)に衆議院事務局に来局されました。最初に、衆議院第一議員会館の1階受付で、岡田先生が代表して入館手続きしていただき、衆議員調査局会議室に入りました。時間とおりにキャリアアップツアーを開始することができ、まず最初に庶務部人事課から衆議院事務局の概要、そして南から調査局の概要を説明しました。その後、場所を第一別館に移し、記録部から音声認識を利用した新たな会議録作成システムを説明していただき、パソコンにおいて実際に各生徒が議事録作成の模擬体験をしていただきました。またその時に学生から、この学年は中学の修学旅行は国会見学がなく、東京メトロ丸ノ内線国会議事堂前駅から衆議院第一会館に行く途中で国会議事堂が見えて良かった、との話を聞いたので、せっかくの機会でもあるので、急遽事務局にお願いして、衆議院の議場(本会議場)、中央広間などを簡単に見学していただきました。時間がなかったので、国会の柱にある化石などを説明できなかったのが残念です。
最後は、再度衆議院第一議員会館の会議室に戻りました。この時、岡田先生は記録システムの説明の途中で退席され不在だったたので、生徒の代表が入館手続きをしていただきました。意見交換会では、衆議院事務局で理系の大学出身の事務局員4名(男性3名、女性1名)に参加していただきました。最初に、各生徒から上野高校についての簡単な説明と、生徒が衆議院事務局について勉強して作成したスライドでプレゼンをしました。その後の意見交換では、生徒から、調査業務での資料収集方法、事務局の資料作成時の留意点、衆議院事務局に入局した動機、仕事のやりがい、苦労したことなど活発に質問をして、意見交換会は盛り上がりました。後日、生徒の皆さんからお礼状も頂きました。しっかりした対応に感心しました。
今回のツアーを通じて、衆議院事務局の業務の理解が進み、より関心を持つことになるとともに、各生徒の今後のキャリア形成に役立つことができばと思います。 (高34回 南圭次)